チューンナップに関する豆知識のご紹介
Q
トースターワックスってどんなワックス?
A
トースターワックスとは施工のことです。
通常はアイロンを使用しソールを温めワックスを入れます。その時のアイロン温度は100度から130度が一般的でしょう。失敗するとソールを焼く恐れがあります。トースターワックスは低温大型アイロン機で温度も0度から77度まで時間をかけて温めます。長時間、低温でソールを温めるため、より多くのワックスが浸透されます。施工時はボードとアイロンの間に専用フィルムを貼るのでソールが焼ける心配もありません。シーズン中、お自分でワックス掛けができない方などにおススメです!
Q
サンディングとはどんな作業ですか?
A
ヤスリをかけて滑らかにする作業のことをいいます。
スノーボードやスキーの滑走面を滑らかにする時にも使われる用語です。当店が私用するサンディングマシーンとはヤスリを回転させ滑走面を滑らかにする機械です。
Q
エッジビべリングの意味は?どう変わるの?
A
ビベルとは斜角という意味です。
販売されているボードは滑走面とエッジが雪面に対して直角(90°)になっているものが基本です。ビべリングはエッジの引っかかりを軽減させるために行う施工です。90°の状態でも滑ることは可能ですが、1°削ってあげることによってフラット時でのエッジの引っかかりが軽減され、さらにボードを傾けるとエッジが入りやすくなります。
Q
エッジが錆びだらけです。綺麗にしたほうが良いの?
A
エッジの錆をそのままにしておくと、エッジが割れてしまう恐れがあります。
いつもきれいな状態にしておくのがベストです。エッジ研磨をしてサイドエッジ&ベースエッジを削り直し角度を見直しましょう。
Q
スプレーワックスではダメなの?
A
持続の問題です。スプレーワックスは表面に塗るものなので持続性はありません。
ホットワックス(固形のもの)はソールを温めてワックスを中に入れ込むので持続性があります。現在は塗布型ワックスもかなり良いものが発売されていますが、やはりホットワックスの持続性にはかないません。
Q
新品のボードをネットで購入しました!チューンナップしたほうが良いですか?
A
まずはエッジのダリングとベースワックスは施工されているかを購入店に確認してみてください。
もし施工されていないようでしたら、チューンナップしたいとダメです。先端と後方のエッジは人にけがをさせてしまわないよう、角を落とします。ベースワックスはせっかく新品のソールを痛めてしまいます。スキー場に行く前に必ずSHOPに相談してみてください。